付加製造(AM)テクノロジーの導入は現在の工業生産を変革する可能性がありますが、製造業者および従業員にとっては新たな検討事項がもたらされることになります。このような検討事項としては、AMの材料、装置、および製造施設に付随する潜在的安全リスクが挙げられます。AM機能の導入は、安全管理の実施が確立されている既存の生産施設では特に複雑です。UL AM施設安全管理サービスは、AMテクノロジのユーザーがAM施設内で固有のプロセスリスクを管理し、規制要件および業界規格への準拠達成を支援することが目的です。

ULは、AM業界の専門知識を、現地評価、危険場所、職場の衛生・安全、建材および防火などの既存のサービスと組み合わせることで、優れた施設安全ソリューションを提供するという、ユニークな位置付けを持っています。施設は「UL 3400 付加製造施設の安全管理に関する評価アウトライン」の要件に基づいて評価されます。今までのところ、UL 3400は安全性をAMで共存させる方法に関するガイダンスを提供するAM業界で最初のリソースになっています。これは、OSHA、NFPA、UL、ASTMなど、該当する規格を参照しています。アウトラインはモジュラー構造で構成されているので、地域の規制および安全性要件に容易に適合させることができます。

AM施設の危険の特定と管理

ULは、段階的アプローチを使用して、AM施設内のリスクの低減を支援します。

  • フェーズI: 現地評価および評価プラン
    レイアウト、材料取り扱い、貯蔵、AMおよび補助装置、作業員、ならびに危険場所など、現在および将来のAM施設の現地評価。短期的および将来的な状態安全性への配慮事項ならびに即応する是正機会の特定。軽減、緩和、および管理など、最適化された安全および操業ガイドラインを達成するための詳しい行動計画。
  • フェーズII: 最終レビュー/認証準備状況評価
    プロセス危険分析(PHA)およびAM施設の操業およびメンテナンスのためのプロセス安全管理システムの要素の評価。SOPの確認およびレビュー、ならびにUL 3400に従って必要となる安全に関するドキュメンテーションが含まれます。
  • フェーズIII: 認証
    UL 3400に基づく認証を目指している組織では、フェーズIおよびIIに加えて、AM装置の第三者による認証または評価、AMのリスクおよび危険性にフォーカスした従業員の安全性トレーニング、ならびに安全管理の実施の継続的な維持を確認するための継続的な監視が必要になります。UL 3400の要件を満たした場合、施設に対して証明書とデジタルバッジが発行されます。

サービスは個別に、または包括的な認証パッケージとして、購入することができます。

AM経験レベルそれぞれに合わせた安全対策アプローチ

UL AM施設安全サービスは、以下のような組織のニーズに対処します。

  • AMを初めて導入する組織、または導入の早期段階の組織では、既存の規格や規制を満たす安全なAM環境を整備するために必要な事項を認識していない可能性があります。
  • 既にAMを実装している組織では、AMプロセスおよび危険物の適切な管理方法を認識していない可能性、または改善したいと考えています。
  • 規制当局はAM設置を承認するために技術支援を求めている

施設安全サービスは、従業員の傷病リスク、ならびに装置および施設の破損リスクを最小限に抑制して、お客様の組織の補償責任を低減できるように支援します。


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