近年、 Internet of Things(IoT)が急速に普及しており、幅広いコネクテッドスマートオブジェクトに接続、通信し、リモートで管理することができます。2020年までに、自動車、スマートメーター、ウェアラブル機器など、200億台もの機器がインターネットにつながると予想されています。

消費者の立場から見ると、IoTは生活に大きな影響を与えます。たとえば、健康、フィットネス、生活環境(スマートホームの管理)、交通が大きく変わります。企業の立場から見ると、IoTによって可能となる産業オートメーションには大きなメリットがあります。

 

ULと連携することの利点
IoTにより、モバイル産業の参加者全員に大きなチャンスがあります。同時に、対処するべき重要な課題があります。相互運用性とセキュリティは、IoTの実装を成功させる上で非常に重要です。

少なくとも2018年まで、IoTは分断された状態を維持し、支配的なエコシステムは存在しないと予想されています。最近、新しいIoTプラットフォームが機器をそのエコシステムに取り込むために、オープンAPIを提供しています。しかし、機器が適切に統合され(インターフェイス、データ交換、ロジック)、プラットフォームと連携していることを保証する、完全に標準化された認証プロセスはまだ存在しません。

IoTの分断状態は、Internet of Thingsではなく、Silo of Thingsになるリスクがあります。サイロの中でも、機器が適切に連携するという保証、または、中央プラットフォームでシームレスに機能するという保証は通常ありません。

パブリックネットワークを利用して機器を接続する場合、相互運用性だけでなく、セキュリティとデータの機密性も重要になります。最近、コネクテッドカーとコネクテッド家電に対するセキュリティ攻撃と侵入が多く発生しています。スマートカーやeヘルス機器のような場合、生命に関わると弊社は考えています。そのため、IoT機器の製造者はセキュリティにより多くの注意を払い、製品開発サイクルの最初からセキュリティを考慮する必要があります。

ULはIoTの相互運用性に関する規格の策定と、規格および認証への適合性をテストするツールの開発に積極的に取り組んでいます。ULはお客様がテストツールを開発し、IoT機器とプラットフォームの機能テストと相互運用性テストに関する戦略を策定することを支援します。弊社は自動テストツールを利用して、テストの効率を高め、市場に出すまでの時間を短くすることで、お客様を支援します。

ULはセキュリティ強化のため、保護する必要のある敏感で重要な情報はどれか、また、IoT機器上のデータの機密性と完全性をどのように保証するかについて、お客様が理解することを支援します。ULは機器の機能性に基づいて、最高のセキュリティ構想を特定し、セキュリティ構想によってシステムの機能が制限されないこと(メモリまたは計算性能が限られているIoT機器では非常に重要)を保証します。さらに、ULはテストとレビューを実施して、IoTのセキュリティを評価します。

IoTは移動体通信事業者にとって大きなチャンスです。モバイルの加入者だけでなく、IoTソリューションプロバイダーのためにセキュリティを強化するなどの追加サービスを提供する機会が増加すると予想されるためです。

弊社が重要性を認識している規格:

  • GSMA Embedded SIM Remote Provisioning Architecture
  • GSMA Remote Provisioning Architecture for Embedded UICC Technical Specification
  • GSMA SAS Standard for Subscription Manager Roles
  • GSMA SAS Methodology for Subscription Manager Roles
  • GSMA Remote Provisioning Architecture for Embedded UICC Test Specification
  • GlobalPlatform eUICC Configuration
  • SimAlliance eUICC Profile Package:Interoperable Format Technical Specification
  • AllSeen Alliance
  • Open Interconnect Consortium
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